2017年6月1日木曜日

【アクターズラボ】土曜日19:00の回の残席が少なくなって来ております。

ついに、帰宅時夜明けを迎えてしまいました・・・。
呉から出勤も考えたのですが、寝たら起きれない恐怖と、出勤ラッシュの恐怖に耐え切れず、稽古終わりの4:00前に鶏が元気よく鳴く中帰路につきました。
出演者も10人を超えると、総出のシーンは本当に大変です。そしてそれを演出するエネルギーは相当なものだと思います。
柳沼さんの演出は、明確で緻密でそして妥協(サボり)を絶対許しません。セリフの有る無しに関わらず、全員に瞬間瞬間の責任を問います。ほんの数分のシーンを、何度も何度も繰り返し稽古します。それを映像に撮り、全員自分でチェックします。
普通の舞台なら本番に合わせてしょうがないと妥協点に落とすかもしれない箇所、演出の技量でコントロールできるであろう箇所などを、アクターズラボという現場では、それをしないことを決め、役者自信がもう徹底的に自分の芝居とダメ出しに向き合って返し稽古の瞬間瞬間にさっきの自分を越えていくことを目標に定めました。
そして、誰もお客様で居られないこの現場は、スタッフワークも同時進行で行わねばなりません。
演劇を創るということは、渡された台本のセリフと段取りを覚えることじゃない、という事はまま聞く話ですが、じゃあ一体どういうことなのか、何をするのか、という事まで追求される現場はおそらく広島ではそうそう無く、今1期生のメンバーは「ラボ」である意義を含め身を以てそれを感じてくれているのではないでしょうか。そういう稽古場を実現できたことは、次への一歩の予感を感じさせてくれ、希望がわたしの疲労をこえてくるのです。みんなの疲労もピークに達してきているころだと思います。ここからが正念場です。

さて、6/10(土)19:00の回の残席が少なくなってきております。ご予約フォームはこちらをクリックください。

どうぞどうぞどうぞよろしくお願いいたします。
●日時/2017年
6月9日(金)19:30
6月10日(土)13:00/19:00★
6月11日(日)13:00/16:00
★アフタートーク有り
ゲスト・永山智行(劇団こふく劇場)
●料金/一般前売り1,500円(当日2,000円) 高校生以下前売り500円(当日 1,000円)
●作・演出・構成/柳沼昭徳(烏丸ストロークロック
●出演・スタッフ/芦田なつみ、落合晶子、梶田真悟、川村祥太、坂田光平、坂本悦子、佐々木あや、武田宜裕、田村優子、中島由美子、藤井友紀、山川愛美、山田めい
制作/岩﨑きえ(舞台芸術制作室 無色透明)
●主催/舞台芸術制作室 無色透明 広島市東区民文化センター