2017年10月31日火曜日

【事業】烏丸ストロークロック「まほろばの密」ご来場ありがとうございました!

イベント盛りだくさんの週末、そしてお足元の悪い中、ご来場くださいまして誠にありがとうございました。
筋のとおった、そしてひりり、と皮膚にささるような烏丸のお芝居を、広島で再び上演できたことを心から感謝いたします。
今回も「初めて演劇をみる」という方に何人かお声がけし、ご来場いただくことができました。そういう方たちにとって「初めての演劇」が烏丸ストロークロックであったことを、わたくし自身とてもうれしく思います。
演劇は、映画やテレビと違い観賞することそのものにエネルギーを使います(予約したり、時間に遅れないように行ったり)その結果がっかりだ、という思いだけはしていただきたくない、と常々思っております。
ただ、面白い、面白くないは主観ですから、人それぞれに感想は違います。
だから安易に面白い、とか、笑いあり涙ありなんで、ということは謳えません。泣くも笑うも観る方たちの自由であり、我々が提示・示唆するものではないと思うからです。だから、必ずしもニーズにお応えできる作品ばかりというわけにはいかないこともあると思います。しかし、繰り返しますが、おすすめするものは筋の通った質のよい演劇であることだけは、お約束できたらと思っております。
今後も、舞台は続きます。
ご来場をお待ち申し上げております。

2017年10月25日水曜日

いいお芝居を観てもらえないのは悲しい。

今週末に迫りました烏丸ストロークロック「まほろばの密」
チケットが直前まで動かない広島、とわかっていても、、、毎日焦りに動悸がとまりません(涙)
毎週お芝居があって、さすがに毎週は、という方もいらっしゃるでしょうが・・・いや、まだ見ぬお客様に会いたい、見てほしい。
4年前の「国道、業火、背高泡立草」の大盛況ぶりを考えると、4年という月日のせいなのかどうなのか・・・頭を悩ませています。
いい劇団の芝居に、お客様が入らないほど制作としてつらいことはありません。
自分の無力さを嘆いている暇はいので、息を荒げながらチケットを販売する今日この頃です。
どうかどうか、皆様観にいらしてください。

烏丸ストロークロック「まほろばの密」
◆作・演出 柳沼昭徳
◆出演 澤雅展 角谷明子 柳沼昭徳
◆日時
 10月27日(金)19:30 
 10月28日(土)13:00 / 19:30 
 10月29日(日)13:00
 *開場は開演の30分前(上演時間 約1時間予定)
◆会場
 広島市東区民文化センター・スタジオ2
◆チケット
 一般 2,500円(当日3,000円)
 高校生以下 500円(前売・当日とも)
 *日時指定全席自由
 *未就学児は入場不可
チケットのご予約はこちらをクリックいただくとフォームが開きます


【烏丸ストロークロック「まほろばの景シリーズ」とは】
~『国道、業火、背高泡立草』から4年
烏丸ストロークロックが挑む新シリーズは、安住の地(まほろば)へと向かう人びとの旅路~
本企画の連なる『まほろばの景(けい)』シリーズは、2017 年7 月の宮城県仙台市でのフィールドワークと滞在制作からスタートしました。東日本大震災以降、“被災地”と漠然と捉えていた彼の地での人びとの声、営みとの出会いは、変わりゆくもの、変わらないもの、変わりえないものを知る時間でもありました。このシリーズではそこで生まれた短編作品を基点に、生と死、光と闇、過去といま、此処と彼処、被災者と非被災者、健常と障害、家族と他人、私たちが日常に引くあらゆる物理的、精神的な境界線をとりのぞくことで、人びとの新たな地平を見いだす試みです。(烏丸ストロークロック公式情報より)https://www.facebook.com/events/1857674821212688/?ti=icl

2017年10月11日水曜日

先週末のこと。

弾丸で京都に行ってきました。
こちらを観に。

初めてのロームシアター(旧京都会館)
すんごく大きいです。焦りました。1階にはスターバックスと蔦屋書店・・お・・おしゃれすぎる・・・
行程は過酷でしたが、作品はすごく良くて、行ってよかったです。

そして、1階ではじめて「ペッパー君」に遭遇して、テンションがあがる!!!
蔦屋書店のご案内をするペッパー君に意気揚々と「はじめまして、こんにちは!」と話しかけるも「ボクの声が聞こえますか?」と、きわめてクールな返答をいただきました(沈)でもカメラ目線は完璧(笑)

公演終了後は、恒例の「京都の名所を車窓からコース」を堪能。
平安神宮、八坂神社、清水寺通り、東寺、二条城を時速約50kmで通過。信号で止まるか止まらないかは運しだい。

京都に行く(帰)途中ですごく大きくてきれいな観覧車があって、ライトアップがすごくきれいなんですが、ここに至っては時速100km超えで通過するので、何度か通ってるはずなんですがこの観覧車がどこの何だか、いまだにさっぱりわかりません(笑)

2017年10月7日土曜日

10/9(祝)、10/10(火)はC.T.T.広島vol.13にお越しください

今回のエントリーは3団体。上演協力金は950円です。
C.T.T.は、試演の場です。変換すると真っ先に出てくる「支援」の意味も通じるのでシャレみたいになってますが・・
演者が作品を向上させるためには、100時間の稽古より、1回の本番の経験と言われます。それだけ演者にとって「お客様の前に立つ」ということは重要なことです。
社会でいうなら、実際社会の現場でプレッシャーの付随する仕事に従事する経験のほうが、大学や研修で学ぶよりもより早く、より現実的に自分の身体に身についていくことに似ています。学習を積むことはもちろん大事ですが、学校でいい成績をとることが、必ずしも会社や現場でいい仕事ができることとイコールであるとは限らないということを目撃、体験をされた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

演者にとっては、本番が仕事の現場です。より良い仕事をしていくためには経験を積むことが何より重要になってきます。
C.T.T.は、その現場を提供する制作機関として1995年に京都で事務職が立ち上がり、2007年にわたしが広島事務局を立ち上げました。現在も、無色透明と並行して活動は続いています。今回は、企画から制作作業、合評会の司会まで、事務局員の山田めいが、初めて全てを仕切って進行します。
はや10年。京都に比べたら随分とスローペースではありますが、少しでもこの場を役立てたいという演者が一人でもいる限り、続けていきたいと思っています。
演劇を観るなら、完成したものを見ていただきたいですが、こうやって過程を検証する場にもお付き合いいただくことで、広島の演劇が豊かになっていくお力添えをいただけたらと思っております。

お問い合わせ/チケットご予約
ctthiroshimaあっとまーくmail.goo.ne.jp


○日時 2017年10月9日(月祝)19:00開演 / 10日(火)19:30開演
 ・各団体の上演時間はおよそ30分。各演目のあいだに5分程度の休憩をはさみます。
 ・休憩中の入退場は可能です。ただし上演協力金の割引や返金などはできませんのでご了承ください。
 ・全上演終了後に合評会を行います。

○上演協力金 950円(前売、当日ともに)

○会場 山小屋シアター (広島市西区横川町3-12-3 アンゴラビル3F)
 ・会場には駐車場がございません。お車でお越しの際は周辺パーキングをご利用ください。

お問い合わせ/チケットご予約
ctthiroshimaあっとまーくmail.goo.ne.jp

□劇団群青(げきだんぐんじょう)
「潮時」(抄)」(作・演出:三村友理 出演:佐藤和俊 藤井亮 大内靖子 )
2011年広島大学演劇団にて結成。
旗揚げ公演「髪をかきあげる」(作:鈴江俊郎)
第二回公演「A・R―芥川龍之介素描―」(作:如月小春)
せつなさの具体化と、演劇にしかできない表現を目指して活動。
演劇団卒団後、就職や進学などで散り散りになる。
2016年「ゴドーは待たれながら」(作:いとうせいこう)にて活動を再開。
メンバーは広島・大分・徳島・愛媛・神奈川に点在する遠距離劇団。

□劇団たわけもの(げきだんたわけもの)
「わかんない」(作・演出:川村祥太 出演:川村祥太)
2016年中国ブロック劇王決定戦出場に際して,自作脚本を上演するための劇団として主宰・川村祥太が結成。現在,団員は川村ただ一人。今回は独り舞台で,「劇団」としての力,創造を試してみようと思います。

□演劇ユニット SAND PEOPLE(えんげきゆにっと さんどぴーぷる)
作・演出:石橋磨季 出演:石橋磨季 油野昌子

2011年 演劇ユニットSAND PEOPLE発足
一人芝居「痛い女」二人芝居「セレナーデ」「家族のへその緒」、2016年 中国ブロック劇王決定戦では「ストーカー」を上演。